各種最適化対応(スマホ他)

昨今多様化するWeb閲覧環境に配慮したページづくりから、制約のある環境下でも運用可能なコーディングまで、お客様およびサイト閲覧者のニーズや制作条件にあわせて柔軟にご対応いたします。

マルチデバイス対応

スマートフォンやタブレットなど、どんなサイズの端末で閲覧しても最適な表示がなされることは、今ではWeb制作の必須条件となっています。
当社で新規サイト制作やリニューアルをおこなう際は原則的に、レスポンシブデザインによるマルチデバイス対応が標準で盛り込まれています。
「現行サイトを使い続けたいが、スマホ最適化だけお願いしたい」という案件も歓迎いたします。

スマートフォン最適化が既にされていても、作成後のメンテナンス性がじゅうぶんに考慮されていなかったり、対応の度合いが最低限であったりすると、

など、ユーザと管理者の双方に不都合が生じてしまいます。
当社では表示速度・見栄え・運用のしやすさをすべて考慮し、スリムなHTMLソースでマルチデバイス対応を実現いたします。


ウェブアクセシビリティ対応

ウェブアクセシビリティ規格の適合基準「レベルAA」ないし「AAA」を完全に達成するには、サイト全体に対して綿密な検証が必要となります。
ただ最低限必要とされる「レベルA」については、閲覧側のブラウザやスクリーンリーダーの使い勝手向上などもあり、

  • 文書の意味合いにそって論理的に正しいHTMLタグを使う
  • 画像のAlt属性などの値を適切に書き込む
  • タブキーによるフォーカス移動への配慮をおこなう

といった点を確実におこなうことで、おのずと達成されるチェック項目も多くあります。

当社はアクセシビリティ対応に特化したサービスの提供を謳っているわけではありませんが、上記の点を踏まえた記述法を標準として、ページ制作を行っております。
ウェブアクセシビリティへの考慮がなされていないような古いサイトでも、一部のHTML/CSS記述を変更することでレベルA達成に近づけられることがあります。
「自社ホームページをグループ会社統一のウェブアクセシビリティ基準に適合させなければならなくなった」といったお客様には、要対応箇所をチェックのうえ改修費用をお見積もりいたします。

※文字サイズ変更やダークモードへの対応については、サイトごとにオプションを用意するのではなく、閲覧者側がデバイスやブラウザの設定でおこなうものという考え方が推奨されつつあります。ご要望がなければ文字サイズ変更ボタンは設けず、フォントサイズの絶対指定を避けることでデバイスやブラウザによるサイズ変更が反映されるよう配慮しています。
※現在一般的に採用されているウェブアクセシビリティ基準は、国際規格や国内法の整備により2016年に正式に公示されたものであり、当社の過去の制作物がすべてJIS X 8341-3:2016のレベルAに適合しているわけではありません。


SEO内部対策

検索エンジンによるウェブページの評価基準は常に見直され続けており、抜け道的な手法をとって一時的に表示順位を上げても、時間が経てばそれが逆に評価を落とす原因になってしまうことがしばしばあります。

近年では「信頼性・独自性の高い良質なコンテンツがあること」というある意味当たり前の部分を高めることが、一番のSEO対策になると言われています。
しかし、技術的な面でコンテンツの強みを最大限活かせるつくりになっていなければ、同じような内容のサイトよりも検索結果が下位になってしまうこともあります。

当社では、トップページに含めるキーワード、動線設計・メニュー構成、ページ内でのHTMLタグの使い方やキーワードの含め方などの面で、検索エンジンから評価されるとされる基礎的なポイントをしっかりと踏まえたページ制作をおこなっております。これまで実際に「荒川印刷でのリニューアル後、外部からの問い合わせが増えた」という声もいただいております。
またSEOに関して強いご要望のあるお客様には、事業内容をしっかりとヒアリングの上で、読み物ページなどコンテンツの拡充もご提案いたします。


更新しやすい静的サイト制作

ご予算やサーバ環境の制約によっては、CMSの導入が難しい場合もあります。
常は当社が更新作業を代行する保守契約をお勧めしますが、ある程度HTMLにご理解がある管理担当者様がいらっしゃる場合は、HTMLファイルをテキストエディタで直接編集していただく前提で、編集箇所がわかりやすくなるようHTMLソースをととのえてご納品することも可能です。

目安として、

の2点がクリアできれば、トップページの新着情報欄に1~2行程度のお知らせを掲載したり、会社概要ページで社員数や許可番号などのテキストを打ち替えるといった簡単な更新作業はおこなっていただけるかと思います。

※サイト固有の記述に関わらない、HTML全般の知識についてのレクチャーが必要な場合は、有償でのご対応となりますのでご了承ください。